柔整適用症例

(各種健康保険適用可)

普段の生活でケガ、五十肩や腰痛症、スポーツでのケガや、ギックリ腰やねんざなど。
当院では様々な症例に対応可能です。
下記に詳しい内容の記載がありますのでご覧ください。

腰痛症

 

《ぎっくり腰》

鍼灸の臨床例の中でも、ぎっくり腰に対しての治療にはよい結果が多く見られます。
鍼の独特な鎮痛作用を利用して施術していきます。

ぎっくり腰は早ければ1回で、長くても3~4回でほとんど痛みが取れます。

慢性腰痛や繰り返すぎっくり腰にならないように根治するのは大事です。ぎっくり腰に対する疼痛域を支配する神経根部、そして痛みの部位やツボの反応点などを中心に施術が行われます。

 

 

《腰痛症》

腰痛症には下記のように分類されます。

①急性腰痛症: 腰椎捻挫、筋緊張性の腰痛症、軽い椎間板損傷、椎間関節症などあります。
②椎間板ヘルニア:椎間板は骨と骨の間にあり、クッションの働きをしています。重いものを持ったり、背骨に急な負担をかけると、椎間板がつぶれて内部の髄核が飛び出します。この髄核が神経に触れることで、いろいろな症状が現れます。これを椎間板ヘルニアといいます。 腰痛の他、足のしびれや痛みがあり、ひどいときには足の脱力を生じます。お尻から足先へ、特に後面をひびくような痛みが走ります。坐骨神経痛という症状です。
③骨粗鬆症: 加齢の変化で骨が弱くなった状態です。圧迫骨折を起こしやすく、猫背(亀背)となります。特に女性は閉経後、ホルモンの関係で骨粗鬆が進みやすく40代からカルシウムをとる注意が必要です。
④悪性腫瘍: 転移性骨腫瘍癌の転移が背骨に及ぶことがあります。腰痛から発症し、癌が見つかった例もあります。



《腰痛の主な原因》

腰痛の原因が様々ありますが、主に腰椎にあることが多いのです。他に腎結石)・子宮筋腫・ガンなどの内臓や精神ストレスに起因することもあります。当院でよく見られる腰痛は以下になります

椎間関節性腰痛・仙腸関節性腰痛
背骨の中には背中側で体を支える椎間関節という部分と、お腹側で体を支える椎間板という部分があります。転んでしりもち、重いものを持ち上げる時に中側の椎間関節に負荷がかかり過ぎると椎間関節特有の痛みを感じるようになります。それが腰や骨盤で起こるものがそれぞれ椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛と呼ばれます。痛み方は背骨とその周辺だけにとどまらず、鼠径部やお尻や太ももの後面・側面にも広がることがあり、関連痛と呼ばれる神経走行に沿わない鈍い痛みが表れることがあります。その痛みが動きに伴って生じることも多く、腰の曲げ伸ばしでズキッとすることもあります。

 

≪筋性腰痛症、筋・筋膜性疼痛症候群≫
腰から背中の痛み、重い、張りなど様々な感じ方をしますが、一言で言えば筋肉疲労で感じる不快感の総称です。日常的な不良姿勢や力仕事、慢性的な体のリキみによって筋肉が過剰に収縮した状態が続きリラックスできないでいると段々と筋肉の中に発痛物質が溜まり不快感を覚えるようになります。筋肉を使いすぎることが原因なので急に体をひねった、重いものを持ち上げたなどの負荷によって筋肉を傷めてしまうことも発症の原因になりますが、その場合も元々腰痛持ちだった、運動不足で筋力が弱くなり過ぎていたなど慢性的に腰を痛める素因があった、ということがほとんどです。 

首や肩の痛み

《肩こり》

“なぜ肩がこるのか…”

「肩の筋肉がこわばり、肩が重苦しくなる」状態であること「肩が張る」「緊張させられる」というような意味があります。原因はさまざまですが、最も多いのが肩周辺の筋肉の使いすぎによる疲労や、筋力の低下によるものです。コンピュータの作業などで長時間、同じ姿勢をしていると、首筋から肩、背中にかけての筋肉を使い続け、疲労物質がたまって肩こりを誘発します。こうした状態にストレスが加わると、一層ひどい肩こりを招きます。肩こりは大抵は不良姿勢による背筋の疲労によることが多いのですが、他の原因としては頚椎疾患、耳鼻科、眼科、内臓疾患、さらに自律神経失調症などからも起こります。

 



≪首の痛み≫

首の痛みは、およそ7割の人が一生に一度は経験するといわれるほど、よくみられる症状です。
首の骨(頚椎けいつい)は、重さが約6~8キロもある頭を常時支え、上下左右に動かしたり、回転させたりと、複雑な動きをコントロールしています。それだけに首には日ごろから大きな負担がかかっているのですが、それはある程度織り込み済みの体の設計になっているはずなのです。

加齢によって首の筋肉が弱ったり、運動不足で首をあまり動かさないでいると、筋肉の柔軟性が無くなるなどして、筋肉痛を起こしたりします。

もちろん改善されるのは筋肉の障害だけでなく、頚椎症やストレートネックでも対象になる事がとても多いです。

頚椎の並びや形態的な変化をしてしまった結果、周辺の組織も巻き込んで異常が起こってしまう事を頚椎症と言います。

頚椎の骨と骨の間には「椎間板」という柔らかいクッションが存在しています。

その椎間板が加齢による変化や何らかの外力によって弾力性を失ったり形状を維持できなくなってしまい、クッションとしての役割を果たせなくなり、飛び出します。その結果脊髄神経を圧迫してしまい、しびれや痛みを生じるようになってしまいます。

しかし、実際には、頚椎症と判断された方の中でも、しびれや痛みを自覚していない方もおられますので、度合や個人の感覚の下限もあるようです。

加齢による頸椎の変化には個人差があります。一般的には40~50歳ごろから分かりやすくなってきます。

頚椎症は中高年者で多く発症しやすいと言われているのにはそういった理由もあるようです。

 

頚椎症は首から肩、腕、背中にかけての痛みが中心になります。

1 肩や首の筋肉が緊張(肩こりなど)、圧痛

2 首から腕、背中にかけての痛み、しびれ

3 物を落としてしまうなどの脱力感

4 肩から腕にかけての疲労感

5 手指の感覚異常、冷感、こわばり

この症状が出てきたら、迷わず一旦専門家に診てもらいましょう。

特に首を後ろにそらす姿勢で骨と骨の隙間が狭くなり、椎間板がより飛び出してしまう為に、症状が強くなります。上を見ることやうがいをするといった姿勢はとてもしにくくなると思います。更にひどくなったり、力を入れる事が多くなってしまうと頭痛やめまいの症状を伴うこともありますので、日常生活や仕事での姿勢や首の角度などは特に気をつけるようにしましょう。

症状が進行したり、場合によっては初期の段階から上肢の症状が出現する事もあります。

頚椎症は、主に首~肩~腕、背中へ神経が伸びている為、この周辺を中心とした症状がよく現れます。